好奇心と感動する心は可能性の扉を開ける宝物「表現することで未来を創る！」

1996年、私は音大を出てから音楽教室を開講し、多くの家族や子どもたちと関わってきました。
活動を広げていく中で、より大きな展開が視野にひらけてきた最中、2011年3月11日を迎えます。
一瞬で日本中が悲しさに染まり、その大きな衝撃の後、自分に何ができるか？本当に子どもに必要なことは何か？を 突きつけられた気がして、必死に考え、行動しました。

 

私の中で到達したひとつの答え…それは、技術や知識も大切だけれど、人や表現と触れ合うとき大事なのは 「〇〇ができる」ことではない。そこにどんな「思い」があるか、つまり心踊る「楽しい！」やワクワクする気持ちが あるかということ。あの日以降、いかにそのことが大切か教えてもらったような気がします。

 

10年後が予測できない今、国際化が進むと同時に教育制度も大きな変革期を迎え、子どもたちの未来を不安に思う 親御さんも少なくないと思います。

 

「表現力」と「言葉の力」（cotolaboART galleryでは「音楽」と「英語」）はこれからの子どもたちに必要な「生きる 力」のひとつと捉え、”school”という教育事業の新しい場所として誕生しました。
ここに通う子どもたちには、愛情も感性も豊かに、人を想いお互いを認めながら平和を感じ、 自分で考え行動できる「生きる力」を身につけて欲しいと考えます。

 

そのため、まずは子どもたちに心から「楽しい！」気持ちを味わってもらい、
熱意を持って好きなことに思いっ切り取り組める環境を整えます。
ひいては、自らの可能性を高め、人生の難しい選択も、自分らしく素直に自信を持って選び、
その場その時で自分ができる一歩を惜しまず、行動する！

 

ギャラリーで出逢う子どもたちが成長した未来に、真の平和が築かれることと信じて。